Design Knead

札幌市在住。踊る一級建築士。

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Creative Life Work

箔押しカレンダー #4

↓過去の記事はこちら

箔押しカレンダー #1

箔押しカレンダー #2 

箔押しカレンダー #3
 

 

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諸々の検討事項

形がある程度決まり、引き続き細部の検討。

決めることは、

・カレンダー本体の大きさ

・印字する部分のデザイン(文字の大きさやフォント、表記の仕方など)

・箔押しの色(ゴールド、シルバー、ホワイトなど)

・端部を留めるための革紐の色や太さ

・布クロスの種類、色

・値段やリリース時期

・商品の名前

大きく分けるとこんな感じです。

デザインのイメージ

和にも洋にも偏らず、どちらの空間にも違和感なく佇むデザイン。

男性向けでも女性向けでもなく、ユニセックスなデザイン。

形と素材感、そしてカレンダーとしての最低限の機能のみが浮かび上がるよう、無駄はとことん削ぎ落とす。

このようなことを考えながら検討を進めました。

 

選択肢が限られている布クロスの中から、色や素材感が良さそうなものをピックアップし、それと箔の色をどう組み合わせるかを決めました。結果として色の組み合わせは男性的な色になってしまった気がしますが、それは決めた自分が男だから仕方ないのかなと。Design Kneadとしての色、雰囲気が現れた結果ということにしておきます。

これにて再度試作品を作成依頼。最終確認をした上で、決めた数量のカレンダーの作成を進めていきました。

箔押しカレンダーミニ

先述の標準タイプよりも安価なバリエーションが必要と思っていたので、もう一つ「箔押しカレンダーミニ」の方も並行してデザインを考えておりました。価格帯を先に想定し、それに見合う材料と手間はどれくらいになるかを考えましたが、1,000円以下となるとさらにシンプルにする必要があります。

 

標準タイプで使った金版と同じ版を利用し、1ヶ月分を1枚ごとにカット。当初はそれを何でどうやって立たせるかということをひたすら考えていました。木のスタンドか、真鍮のスタンドか、厚みをもたせて何かで挟んで自立させるか・・・。

しかし、木でも真鍮でも紙以外のモノが発生すると、それがそのまま原価の底上げになってしまいます。そうなると売りたい価格帯からは外れてしまう。しばらく案を捏ねくり回した結果、その案を発酵させることに。。。

発酵させた末の閃き

標準タイプの形が出来上がるまでに作った試作品を開いたり横にしたり裏返したり、そんなことをしているときに、革紐でどうにかできないかな?と思うようになりました。というよりは、すでに標準タイプで使う予定の革紐があるので、これを使えばわざわざ別の素材を買ったりする必要がない。さらに要素はできるだけ少ないほうがデザイン的にも洗練されたものができるのでは?というところから、12ヶ月分のカレンダーの上部に穴を空け、そこに革紐を通して縛る案が浮上。あとは下半分を広げて自立させることができる。しかも縛り方を変えてあげれば壁にもかけれますよと。素材は過去に試し刷りでたまたまもらっていたマットな黒い紙があり、その厚さや張り具合が丁度いい。穴の大きさや位置を指定し、これで試作品を依頼。

発酵させてアイディアが閃いてからはトントン拍子に話が進みました。とはいえ、プロダクトをカレンダーに決めたのが10月頃、ミニの方を検討していたのは既に11月後半だったので、悩んでいる時間がありませんでした。

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本当であればミニのタイプは他の色での展開も考えたかったのですが、サンプルを取り寄せて色を決めて・・・という時間がありませんでしたので、今回は1色で進めることに決定。これで全体的な商品の展開がやっと決まりました。

 

↓最終的に出来上がったカレンダーがこちら

https://designknead.thebase.in